会概要
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GREETING
ごあいさつ

記録的な猛暑を乗り越え、短い秋を経て、冬の訪れを感じる季節となりました。
会員の皆様には、本会の活動を通して宮城の学校教育の充実と発展のために尽力され、心より敬意を表し、感謝申し上げます。
7月には、第75回東北地区中学校長会研究協議会山形大会が開催され、厳しい暑さの中にもかかわらず、多くの会員が出席いたしました。本県を代表して仙台市から学校運営協議会に関する実践発表が行われ、また、県・市校長会合同での懇親会では、和やかな雰囲気のもと活発に情報交換が行われ、会員相互の親睦を深める有意義な機会となりました。
10月には、第43回宮城県中学校長会研究協議会東部大会を、復興のランドマークでもある「マルホンまきあーとテラス」において開催し、北部地区中学校長会より「教員の育成」に関する研究発表が行われました。
さらに同月中旬には、第76回全国中学校長会研究協議会香川大会が高松市で開催され、本会から15名の校長が参加いたしました。全国から約2,000名の校長が集い、国の教育施策の最新動向や各都道府県の実践など、多くの貴重な知見を得る機会となりました。
また、県内5つの地区校長会および各部会においても、年度当初に策定された事業計画のもと、着実に活動が展開されています。これらの成果を今後の取組へとつなげ、「豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手を育てる中学校教育」の実現に向けて、一層努力を重ねてまいりたいと思います。
さて、本年の夏以降、全国各地で自然災害が頻発し、東日本を中心に熊による被害も相次ぎました。加えて、国際情勢の不安定化、生成AIの急速な普及、加速する少子化など、私たちはこれまでに経験したことのない多様な課題に直面しています。まさに、将来の見通しが難しく変化の激しい「VUCAの時代」の真っ只中にあると言えるでしょう。
教育の現場でも、コロナ禍を契機として「令和の日本型学校教育」が本格的に始動し、GIGAスクール構想によるICT環境整備が進み、既に2期目に入っているところです。現在は、デジタル学習基盤整備後初となる新学習指導要領の改訂作業が進められており、次代の教育の方向性が検討されています。
一方、生徒指導面では、依然としていじめや不登校などの課題が大きな問題となっており、SNSを通じたいじめや誹謗中傷、いわゆる「闇バイト」問題など、子供たちを取り巻くネット上の課題も複雑化・深刻化しています。
私たち校長は、こうした課題に真摯に向き合い、学校・家庭・地域、そして関係機関と連携しながら、子供たちの健やかな成長のために着実に取り組んでいく責務があります。
宮城県中学校長会としても、生徒が安心して学び、教職員が誇りとやりがいをもって働ける学校づくりを目指し、会員相互のつながりをより強めながら研鑽を積んで、本県教育の充実と発展に尽力してまいる所存です。
今後とも、宮城県中学校長会の活動に対しまして、変わらぬ御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げ、挨拶といたします。
令和7年12月
宮城県中学校長会 会長 佐々木 晃
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このホームページは,会員並びに県民の皆様に本会の日頃の諸活動の一端を紹介するために作成したものです。ここに掲載される記事および写真等すべての著作権は、宮城県中学校長会に帰属します。
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